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『10年先を読む長期投資』

何か他の物をAmazonで買い物してる時に目に留まったので購入してみました。

 

10年先を読む長期投資 暴落時こそ株を買え (朝日新書)

10年先を読む長期投資 暴落時こそ株を買え (朝日新書)

 

 

評価★★★★☆

『10年先を読む長期投資』というタイトルですが

偶然にもこの本の初版が2008年4月だったので

書かれた日から今がほぼ10年後、というわけで答え合わせ感覚で読めました。

あとはもう少し具体的に銘柄選択のポイントを挙げたりしてもらえたら

沢上さんの視点もわかって面白かったんですがね。

では、いくつか気になるところを見ていきましょう〜

 

①投信は銀行から買うな
これは僕の実体験です。
当時、新卒2年目で信用金庫の営業に配属された時に顧客リストを引き継がれるんですが、何やらマイナスが並んでるデータがあったので

 

自分『コレ何ですか?』

 

と先輩営業マンに聞いたところ

 

先輩『あぁ、それはちょっと前に投信販売のキャンペーンがあってお客さんに営業販売した投信の評価損益だよ』

 

自分『マイナスってことはお客さんが損してるってことですよね?』

 

先輩『そうだよ、下がっちゃうのはしょうがないよね。売った後クレームにならないようフォローするんだよ』

 

自分『フォローって何するんですか?』

 

先輩『話を聞いてあげるんだよ』

 

とまあ、ざっくりとですがこんな感じのやりとりです。

当然お客さんはマイナスになることも覚悟して買ってるとはいえ

顧客リストにはプラスの文字があったのは15人に1人ぐらいでした。
ちなみにこの先輩に投資に関する知識はありませんでした。

一体何の話をしてフォローするつもりだったんでしょうか?

このように銀行などは売れば手数料が入るので

売ったら売りっぱなしというところも少ないでしょう

投信を買うなら直販のところが良いんではないでしょうか。


②日本の投信購入額は200兆円規模になったか?

2007年6月末 5%
2014年10月末 7.3%

少し古いデータですが、あまり変わっていませんね。
本書内では10年後には200兆円!と書かれていましたが、現状は100兆円弱ですか。
ひと昔前までは投資信託も手数料がかかってましたが、今はノーロード型といって販売手数料がかからないものがだいぶ増えてきたようです(信託報酬はかかります)
とはいえ、投信を購入するのは結構手間なのでまだまだ馴染みはないでしょうか
本文中にもありましたが『ありがとうファンド』という投信は良さそうです。
運用方針や実績は下記のホームページから確認できます
https://www.39asset.co.jp/39fund/

基準価額、純資産ともに順調に伸びてます。
毎月一定額を投資する『定期積立サービス』がオススメです。

投資でも株式でも良いですが、僕個人としてももっとみなさんには

市場参加してもらって、積極的に将来必要なお金を運用していってほしいですね

 

③結局、長期投資での買い時っていつ?
株式投資は至ってシンプル。
『安く買って、高く売る』
これだけです、ただこれが一番難しい。
過去のチャート(グラフ)を見れば『あの時買っておけば!』なんてのは

いくらでもありますし

ライブドアショックリーマンショック東日本大震災などなど

数々の大暴落がありましたが、全て買い時です。
ここでいかに全力で買えるか?
これに尽きます。
もう世間はこの世の終わりのような報道をします。

みんな大損してニュースもSNSも悲観的な内容しか書かれません。
果たして、その状況でもあなたは買えますか?
事前にリストアップとメンタル面で準備しておきましょう(^^)
ここで買えれば数年後に必ず大きな花を咲かせることができますよ(^-^)

 

10年先を読む長期投資 暴落時こそ株を買え (朝日新書)

10年先を読む長期投資 暴落時こそ株を買え (朝日新書)