20代で4回転職した男が今やっている事

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第37回 キンコン西野 Voicy書き起こし 『昨日より進んでいればいい』というわけでもない

どうも、みなきです。

 

移動中だったり

お昼ゴハンを食べる時は

西野さんのVoicyを聴くのが習慣になっていますが

2019/10/19に配信された内容が

今の自分にはグサっと刺さり。。。

最近ちょっと悩んでいる事に

まさに当てはまる内容だったので

聴いたあと一気に書き起こしをしました。

 

今の会社に在籍してもうすぐ丸5年になるけれど
ちょうど昨年の今ごろにボードゲームにハマり
毎月ボードゲームを買ったり、イベントを主催してやっています

 

こんな感じで(^^)

https://youtu.be/PYAlFU6bnuo

 

ゲームのルール説明だったり、実際のプレイ動画だったりをyoutubeにUPしていて
ここ最近あまりネタがなくて配信が止まり気味だった
youtubeも改めて本腰を入れて配信していこうと色々と動いていますが

こうやって明確にやりたいことが見つかって

『いまの生活スタイルが自分にとって最善なのかな?』と考える事はほぼ毎日あります。

反面、家族もいるしボードゲームだけで今と同じだけの収入を確保できるわけでもないし…
っていう葛藤もあり

youtubeの可能性を改めて見直して感じたことは
長くなるので、別の記事に書いています)


そんな矢先に今日の西野さんのVoicy配信
西野さんのように明確な目標、強い意志がある人でも、常に成長スピードを意識したり、確認していないとやはり安心、安定してしまうんですね!

 

 

 

ここから西野さんのVoicy書き起こし部分です。

 

https://voicy.jp/channel/941/58734

 

『「昨日より進んでいればいい」というわけでもない』

 

さあ、この話はですね
今朝のブログに書いたんですけども
えーと非常に重要な話だなと思ったので
文字だけで伝わるかな、温度が伝わるかなと
ちょっと、えーと不安になったので
自分の音声でも、自分の声でもちゃんと伝えたいなと思って
ブログに書いた内容をもう少し、えーと噛み砕いてですね
お話ししたいと思います。

えー、昨日より進んでいればいいというわけでもない というテーマで
えー、お話しするんですけど
これを、うーんと結構如実に
まあ昨日より進んでたらいいんだな、って事でもねーなっていうのを
結構ホントに気をつけなきゃいけないなっていうことをですね、えーと思ったのは
何年か前にですね、ETチャレンジっていうのをやったんですよ。
ETチャレンジって何かっていうと
えーと、東京の目白かな?
都内最大のですね、最大っていうの?
急勾配な坂があってですね
一番急な坂があって、急坂が
覗き坂だったかな?望み坂だったかな?
そういった名前の坂です
で、まあすごい急な坂なんですね
でー、それを自転車で一気に駆け上がったら、そのままの勢いで
ETのラストシーンみたいに空が飛べるんじゃないかっていう
まあ、そういうチャレンジですね
当然、坂のふもとから自転車を漕ぎ出しても勢いよく登れないもんですから
やっぱり、あのー、助走がいるなーと。
でー、その助走も10m20mの助走では坂を登りきれないので
相当な助走がいるぞ、ってことでですね
えーと助走距離をずいぶんとってですね、大阪の難波、ミナミからですね
約600km助走してですね
ママチャリで助走して最後飛ぶっていう企画だったんです。
当然、あいだに信号機が2000個ぐらいありますから2000回ぐらい止まってますし
えーとなんなら途中ホテルで4泊ぐらいしておりますんで
もう助走もへったくれもないし
えー、しまいにはですね
坂の手前でですね、信号で止まっちゃったんで実際の助走距離っていうのは
あのー、5mぐらいだったんですけど
まあ企画としては破綻してます。
でも、こんなことはもうね、スタートする前からわかってた上で
ただのシャレでやったんですね
でー、あの時はですね、自分がえーとノドのポリープの手術をして
あんまり大きい声が出せない時だったので
1週間まるまる休んで、その休みを費やして
えーと、まあやったんですね
youtubeにあがってます
もうちょっとあの、薬も飲んでるから顔パンパンで
あのみっともないんですけど
えーとー、まあそれ1週間ぐらいかけて
そういったチャレンジをしましたと。
じゃあね、例えば1週間自転車でただただそのバカなことをしてるだけじゃないですか
じゃあ、うーん自分のこう、ライバルと言われるような人たちはですね
その間も色んなエンターテイメントを作って、色んなお仕事をして
テレビで色んな人をたくさんの人を笑わせて
劇場でたくさんの人を笑わせて
ラジオでたくさんの人を感動させてっていうことをしている裏で
僕は、えー、人知れずですね
大阪から東京まで自転車でエッサホイサこいでたわけじゃないですか
別に誰に見られてるわけでもないですよ、合間は。
でー、そうするとね普通
『こんなことしていいんだっけ?』っていう不安にね、陥りそうなんですけど
普通に考えるとね
ライバルたちが頑張ってるなか
オレ何で大阪から東京まで自転車こいでんだろう?って
不安に陥りそうなもんですけど
実際やってみるとですね、全然不安は感じなくてですね
やっぱり思ったのは、進んでることが確認できると
実際距離的に進んでるわけじゃないですか
ゴールがちょっとずつ近づいていってると
えー、その時やっぱり思ったのは
進んでることが確認できれば精神は安定するっていう
あとちょっとだ、あとちょっとだ、昨日よりも進んだ、昨日よりも進んだって
その進みが確認できれば全然あのー、ニヤニヤできたんですね
焦りがなかったっていうことですね
これは、えーと
非常に自分の中でも発見だったんですね
だって何も生み出してないのに進んでることが確認できれば精神は安定しちゃってるんで
で、これは
えーと1つ発見ではあったんですけど
危ういなと思ったのがですね
じゃあ、進んでいることが確認できれば
別になんか何も生み出していなくても人は落ち着くっていうことだから
危ういなと思った
例えばですね、仕事のオファーってあるじゃないですか
自分に舞い込んでくる仕事のオファー
だいたい今の自分がこたえられるもの
こたえられるサイズのオファーがきますよね
そうするとまあその仕事のオファーってだいたいこたえられるんですよ頑張れば
じゃあですね、仕事のオファーにこたえると
クライアントさんは喜んでくれるし
お客さんは喜んでくれるし
なんなら、えー、お金給料みたいなのも増えると
これ進んでるんですよ
確かにそのオファーにこたえる前よりかは進んでいるので
やっぱ精神安定しちゃうんですね
ただ、考えなきゃいけないのは
じゃあ自分のゴールはどこなんだ、っていうところですね

そうなんです、大切なのは、えーと
自分のゴールから逆算することで
僕の場合だったらエンターテイメントで世界を獲る、ディズニーを超えるみたいな事を言ってやっているんですけども
このゴールから逆算したときにですね
えーと、そのスピードでは制限時間までにゴールにたどり着けないってことが、まー、あるわけですよね
詰まるところ、ETチャレンジずっとしてても
安定はするんだけど、えーと、当然エンターテイメントで世界は獲れないし
じゃあいま僕に舞い込んでくる仕事のオファー全部こたえていたら
じゃあ世界獲れるかっていうと獲れないですよね
仕事のオファー出してくださる方は別に
キンコン西野に世界を獲らそうと思ってオファー出しているわけではないので
詰まるところ、考えなきゃいけないっていうか目を向けなければいけないのは
昨日よりも進んでいるかではなくて
まあ進んでるのは当たり前で
えー、どれぐらいのスピードで進んでいるかっていうところが
非常に重要だなー
で、ここから目を背けてしまうとですね
どれぐらいのスピードで進んでいるかっていうところから
目を背けてしまうと
よし昨日より進んでる、よし昨日より進んでる
昨日よりもたくさんのクライアントさんを喜ばせたし
お客さんを喜ばせたし
えー、なんなら銀行の残高は増えてるぞ、みたいなことで
安心してしまうので
これでいいんだ、っていう風に思い込んでしまうということですね
いいわけないんですよ
それでいいわけがなくて
えーと、遠くに目標を掲げた場合は
絶対に目を向けなきゃいけないのは
どれぐらいのスピードで進んでいるか、成長しているかなんで
進んでるのは当たり前だ、っていうことを
えーと、忘れないように
定期的に自分に言い聞かせないと
やっぱり思うのはディズニー超えるって言ったところで
ディズニーって結構一気に、こう、なんでしょうね
例えばスターウォーズ買っちゃったりするわけじゃないですか
その瞬間にバッて差があいてるわけですよね
当然ディズニーを超えようと思ったら
ディズニーよりも速いスピードで僕は成長しなきゃいけないんで
ってなってきたら結構色んな仕事はもう受けれなくなってしまうし
色んな仕事のオファー、それを受けてると
成長のスピードが落ちちゃうんで
進むかもしれないけども成長スピードが落ちてしまうので
っていうところが仕事をおっきくしていくうえで
えー、ゴールにたどり着くうえで
えーと、結構気をつけておかなきゃいけないことだなと思いました
で、ホントにあのー、こういうことを毎日のように自分に言い聞かせていないと
ホントに僕たちは前に進んでいることが確認できれば
それで、あのー、安心してしまうんで
精神が安定してしまうし、これでいいと思ってしまうので
えー、くれぐれも進んでいればいいというわけではないという
えー、昨日より進めばいいというわけではないということですね
というテーマでお話しさせていただきました。

えーとー、お知らせとしては何かあったかな
あのー、まあ、あっそうだ
年末に天才万博っていうフェスがあるので
良かったらあのー遊びに来てください。
明日そうだな、天才万博のお話
こういった楽しいフェスがありますよっていうお話をしたいと思います。
というわけで
えー、素敵な1日をお過ごしください
西野亮廣でした。